赤ちゃんの遊び飲みの原因は?その対処法は?
少しずつ授乳のリズムが掴めてきたなと感じるころから始まる遊び飲み。
せっかく授乳が軌道に乗ってきたのに、なかなか集中して飲んでくれない!!
これは本当に困りますよね。
我が子も生後3〜4ヶ月の頃に遊び飲みが始まり、とっても苦労しました。
せっかく母乳が出ているのに、口を離してしまうので洋服が汚れてしまうこともしばしば。。
今回はそんな困った遊び飲みの原因や対策について、解説していきます!
1.遊び飲みはどうして起こる?その理由は?
おっぱいやミルクを飲んでいる最中に、突然乳首から口を離してキョロキョロしたり、乳首を噛んだり。。
何度咥えさせても口を離してしまう赤ちゃん!
なぜ遊び飲みをするのでしょうか?
それはズバリ、周りの音や環境が気になるからと言われています。
遊びのみが始まるのは、生後3〜4ヶ月ごろです。
ちょうど視力も良くなり、周りの音や物に興味を示し始める月齢ですよね。
そう考えると、今まで良く見えていなかったものが見えるようになり、興味が湧くのは納得がいきます。
大人でも、初めて見るものって興味津々ですよね!
そのため、特に好奇心が旺盛な赤ちゃんは、遊び飲みしやすいかもしれません。
また、歯が生えてきて気になっているというケースもあるようです。この場合は歯固めなどでそのストレスを軽減させてあげましょう。
その他には、お腹が空いていないタイミングという場合もあるそうです。
我が子はフォローアップミルクになってもなお、遊び飲みが続きかなり苦労しました。
同じ月齢のお友達は、飲み干すまで全く遊び飲みせずに、すんなりミルクタイムが終わっていて衝撃を受けたことも。
ミルクやおっぱいが大好きな赤ちゃんは遊び飲みをしない子もいるようですね!
2.遊び飲みの対策は?
周りの環境や人、物に興味が出てきて、集中して飲まなくなるということはわかりました!
しかし、遊び飲みで長引くミルクタイムはママやパパにとってもなかなか負担ですよね。
では、どうしたら少しでも赤ちゃんがスムーズにおっぱいやミルクを飲んでくれるのでしょうか?
・静かな環境で飲ませる
やはり、周りが騒がしいと赤ちゃんは気になってしまいます。
テレビや音楽なども、振り向いて確認したりと気になる存在になりがちですよね
。
そのため、なるべく静かで周りに動きがなく、落ちついて飲める環境でミルクやおっぱいをあげてみてください!
テレビは消して、ママの声がけのみで行うと良いそうです!
・授乳ケープをつける
人や物が赤ちゃんの近くで動いていると、つい赤ちゃんが目で追っていませんか?
視界に入るものはとりあえず確認したくて、おっぱいから口を離して振り向いて。。我が子はそれで何度も母乳を顔に浴びていました。。
これはおっぱいの場合にできる対策ですが、どうしても気が散ってしまう時は、授乳ケープを使ってみましょう。
ミルクの場合は、周りに動く物がない静かな部屋でミルクをあげると良いようです!
・授乳間隔を見直してみる
お腹の空いていない場合も考え、少し長めに授乳間隔をあけてみるのも良いかもしれませんね。
・母乳の味がいつもと違う
これは我が子の時に経験して驚いたのですが、私がたけのこを沢山食べた日は、ほとんど母乳を飲んでくれませんでした!
最初は気がつかず、なぜ飲まないのだろう?
と不思議に思っていましたが、試しにたけのこを食べるのを控えてみたところ、また飲んでくれるようになった事があります。
食べた物によって母乳の味が変わるのは本当なようですね。
全ての赤ちゃんに当てはまるわけではないと思いますが、偏った食生活ではダメなんだなと実感した出来事でした。
我が子は混合育児だったので、母乳もミルクも遊び飲みに苦労しました。
なかでも、家に来客がある時や外出先での授乳には一苦労でした。
特にお客さんがいる中で授乳する場合は、楽しい話し声が聞こえると、赤ちゃんがキョロキョロして遊び飲みが落ち着かないので、静かにしてもらうよう協力してもらったり、声の聞こえない別の部屋で授乳したりと工夫が必要でした。
3.遊び飲みはいつまで続く?
遊び飲みの期間はかなり個人差があるようですが、数週間程度で終わる場合もあれば、卒乳まで続く赤ちゃんもいるそうです!
遊び飲みは成長の証といえます。
もちろんスムーズに授乳ができた方が、ママもパパも楽ですが、少しくらい飲まなくてもその内欲しければ飲むだろう!くらいの心持ちでも良いかもしれません。
4.まとめ
離乳食が軌道に乗るまでは、赤ちゃんにとってのエネルギー源は母乳やミルクだけです。
そのため、遊び飲みで飲みムラが出てくると、ママやパパは特に心配になってしまいますよね。
私は1人目育児の時、とても気を張ってなんとかミルクや母乳を飲ませようと必死でした。
しかし、ママ友は遊び飲みや飲みムラで成長曲線ギリギリの赤ちゃんにも、そのうち飲むだろうとドーンと構えており、結果その子はとても元気に成長しています。
ミルクの飲みも個人差があるので、周りの子はこんなに飲んでるのに!と比べ過ぎないことはとても大切かもしれません。
ぜひ参考にしてみてくださいね!